一夜にして無くなったムー大陸とは?最新の説までご紹介

オーパーツ
スポンサーリンク

ムー大陸という名前の大陸はご存知でしょうか?

天変地異によって一夜の間に無くなってしまったと言われている、伝説の大陸です。

実際に存在していたのか、それとも伝説は伝説なのか。

そんなムー大陸についてと、最新の説までをご紹介していきます。

スポンサーリンク

ムー大陸とは?

太平洋の中央のあたりに、以前栄えていたと言われているのがムー大陸です。

ムー大陸が存在していた頃はハワイ、マリアナ、イースター島などが陸続きに続いていたとされています。東西に7000km、南北に5000kmもある大陸とされ、アフリカ大陸よりも大きいことになりますね。

また、ムー大陸にはムー王国という国があり、6000万人以上もの人がいたとされ、非常に高度な文明があり栄えていました。

そんなムー大陸は、後々に様々なことが分かっていきます。

ムー王国には超文明があった

ムー大陸にあったムー王国は、超古代文明があったとされています。
人々は豊かに栄えていて、現代よりも進んだ技術をもっていたとする説もあります。

ムー大陸については、1862年にシャルル・エティエンヌ・ブラッスール・ド・ブールブール(以下、ブラッスール)という聖職者が、ユカタン事物記を発見し、そこでランダ・アルファベットを見出します。

マヤ語のトロアノ絵文書を解読して、ムー大陸の伝説が描かれていることを発表しました。

このブラッスールが、ムーという言葉を発見しました。
(現在ではこの解読自体が誤りであり、ムーというものはTHEと同じような使い方がされていて、大陸名ではないとされています。)

その後、1882年にアメリカの政治家イグネイシャス・ロヨーラ・ドネリーが、ブラッスールの発表を引用し、アトランティスとの関連性を主張したことによって、広くムー大陸が認知されるようになりました。

天変地異によって、一夜にして失われた

非常に高い文明、技術力を誇っていたムー王国ですが、神の怒りを買ってしまったようです。

1万2000年前に、巨大地震、火山の噴火、それらによる津波に見舞われてしまい、一夜にして大陸は太平洋の底へと沈んでしまったと言うのです。

高い文明があっても、これらのことは予知できず、また防ぐこともできなかったようですね。

こうして、跡形もなく無くなってしまったムー大陸ですが、大陸が無くなってしまったのは神の怒りに触れたというのも、伝説らしい理由です。

ちなみに、ムー大陸は白人支配による大陸だったともされています。

これだけの天変地異が同時にやってきてしまうというのは、非常に怖いですね。
また、これらの天変地異ではなく、小惑星が衝突したのではないかとする説もあります。

チャーチワードの「失われたムー大陸」

チャーチワードという人物は、1931年に「失われたムー大陸」という本を出版しています。

今現在で語られているムー大陸の伝説は、ほぼこのチャーチワードの失われたムー大陸からによるものがほとんどです。

この人物は、1686年にインドにて従軍していた頃、現地のヒンドゥー教の高僧に、ナーカル碑文という粘土板を見せてもらったと言います。
そこにムー大陸について書かれていたというのです。

また、それだけではなく友人がメキシコで発見した石板にも、同じ絵文字が書かれており、これをきっかけに失われたムー大陸を書くきっかけになったとも話しています。

チャーチワードの父から引き継いだ

元々は、1890年に父のウィリアム・チャーチワードがブルックリン・タイムズに、沈んだ大陸についての記事を掲載したようですね。

その父の考えや、意思を汲み取って書き上げたのが「失われたムー大陸」ということです。

ウィリアム・チャーチワードの考えと、粘土板や石板を解読することで作られたのですね。

細かい部分まで詳細に語られている

失われたムー大陸では、非常に細かく細部まで描かれていることも有名です。
ムー王国の紋章や、政治の内容や、国民の人数、宗教に関することまで非常に緻密に描かれています。

首都が存在していて、ラニブラという名前であり、そこにはラ・ムー王が全世界を支配できるほどの力を持って君臨していたとします。

失われた文明であるのに対して、非常に詳細な部分まで語られているという点は、分かりやすく日本においても人気の本となりました。

当時、様々なムー大陸関連の本が出版されましたし、ムーというオカルト雑誌まで販売されるほどですね。
未知の超文明の大陸でありながら、一夜にして無くなってしまったというエピソードも、非常に魅力的なものです。

太平洋以外にあった?ムー大陸の場所

ここまでは、太平洋にあったとするチャーチワードの説をご紹介していました。

ですが、太平洋以外にもムー大陸があったのでは?とされる場所があるのです。

その説をご紹介していきたいと思います。
では見ていきましょう!

沖縄

約1万年前に水没したとされる琉球古陸には、ムー大陸があったのでは?とする説があります。

実際に与那国島の海底には、大きな謎の海底遺跡らしき1枚岩があり、通路のようなものや階段と思しきものなどが残っています。
ですが、遺跡としては人の痕跡が確認できないとして、登録されていません。

自然にできたとも、人工的に作られたとも、どちらも言いがたいような地形になっていることが原因です。
今後の調査によって、解明されるのを待つしかありませんね。

スンダランド

スンダランドは、氷河期にはワラセアという陸地があったとされています。

それが、ムー大陸とする説がありますが、大陸の周りを細長く囲んでいるので、チャーチワードの主張するムー大陸とは、大きく違いがあります。

ですが、もしかしたらスンダランドがムー大陸だったのかもしれませんね。

海洋国家

こちらはかなり曖昧な可能性ではありますが、トンガ大首長国のように海洋国家だったのではないかとする説です。

あったとも言い切れませんし、無かったとも言い切れないというのが実情かと思いますが、もしかしたら海洋国家だったのかもしれません。

「失われたムー大陸」の信ぴょう性

ではここからは、チャーチワードの失われたムー大陸の信ぴょう性が疑われているという点に焦点を当てていきたいと思います。

ムー大陸のことを詳細に記録している、失われたムー大陸は実は信ぴょう性が非常に低いと見られているのです。

詳しく見ていきましょう。

チャーチワードの身分詐称

チャーチワードは自身の経歴について、16歳で陸軍に在籍して、陸軍大佐の時点で退役したとしています。
ですが、イギリス陸軍には在籍していた記録がなく、詐称していたことが判明しました。
軍歴は、ほぼ全てが詐称と見られています。

なぜこのような詐称を行なったのかは疑問ですが、説得力を持たせたかったのかもしれませんね。

解読されていない文字からの引用

経歴の詐称だけではなく、解読したとされている引用は、原典が書かれていませんでした。

よくよく調べていくとブラッスールのランダ・アルファベットによる解読も誤りであったとされ、チャーチワードが解読したという石板などの資料の中には、現代でも解読されていない文字も含まれていました。

自身の身分詐称と解読されていない文字の資料の引用などが発覚し、失われたムー大陸の信ぴょう性は一気に急落してしまいます。

読めない文字からの引用と言われても、全く意味が分かりませんね。

これらのことから、ムー大陸自体架空のものであり伝説なのではないかという見方が強まりました。

偽書 竹内文書にも影響を与えた

少々余談にはなりますが、偽書とされている竹内文書にも影響を与えたのではないかとも、言われています。

竹内文書に、1935年以降に書き加えられている、超古代文明にまつわる記述はムー大陸を思わせる部分があります。

竹内文書自体が偽書とされていますが、これらにも影響を与えているようですね。

海底調査が行われた

チャーチワードの失われたムー大陸に対して、様々な信ぴょう性が疑われていましたが、ハッキリと調査したりすることができずにいました。

時が経ち、海底を調査することができるようになってから、実際に大陸が存在したのかどうかを調査することができたのです。

これによって、チャーチワードのムー大陸は存在していたのでしょうか?

堆積物調査、海底地質調査による結果

太平洋の堆積物の調査によると、レアアース泥の堆積を調べ、太平洋は数千万年前から海底とされています。

また、海底地質調査でも、大陸が陥没したような跡は見られず、数千万年前から海底であると示されています。

陥没跡が無いということは、天変地異でなくとも、小惑星の衝突の可能性も少なそうですね。

少々あっけないようにも思えてしまいますが、このような結果が出されています。

現在ではムー大陸は無かったとされる説が有力

上記のような調査結果があることから、現在ではムー大陸は少なくとも太平洋には無かったのではないかとされる説が有力です。

チャーチワードの引用や経歴詐称のことも踏まえると、ムー大陸はチャーチワードの創作と言っても過言ではないでしょう。

無いと言われると、あったと思いたくなってしまいますが、もしかしたら超文明だったために痕跡を残さずに無くなったのではないか?など勘ぐってしまいたくなります。

また、2017年には太平洋に沈んだ第7大陸「ジーランディア」が発見されたということもあります。

もしかしたら、現在の科学力では発見できないところに、ムー大陸があるかもしれないですね。
ムー大陸でなくとも、新大陸の可能性は十分にあります!

まとめ

ここまでムー大陸についてご紹介してきましたが、調査が進むということは都市伝説も明らかになってしまっていきますね。

解明されるのは非常に楽しいことですが、ムー大陸は無かった可能性が高いようです。

ですが、超文明はどこかにあったのかもしれない、ジブリの天空の城ラピュタのように、今もどこかの空を浮かんでいるのかもしれないと思うとワクワクしますね。

まだ見ぬ大陸を夢見るのも良いですね!

【参考サイト】

wiki
ムー大陸(wikipedia)
超古代文明(wikipedia)
大陸(wikipedia)
ジェームズ・チャーチワード(wikipedia)
ムー(雑誌)(wikipedia)
伝説上の大陸(wikipedia)
与那国島海底地形(wikipedia)
スンダランド(wikipedia)
トンガ大首長国(wikipedia)

産経ニュース
長辻象平 ジーランディア 太平洋に沈んだ第7大陸があった(産経ニュース)

amazonで本の紹介文を参考にしました
海底宮殿—沈んだ琉球古陸と“失われたムー大陸”(amazon)

コメント